Payara 4.1.1.171 がリリースされました (ja)

皆様に嬉しいお知らせがあります。Payara 4.1.1.171 がリリースされました. これは 2017 年最初のリリースであり、以下のトピックを含む多数の機能が盛り込まれています。(リリース作業中にバグが発見され、その対応を実施したため、厳密なバージョン番号は 4.1.1.171.0.1 となっていますのでご注意ください) 詳細については リリースノート または Payara Blog を参照してください。

参考まで、次回リリース (Payara 4.1.1.172) は 2017 年 5 月頃を予定しています。

1. Notification Service の強化

Payara 4.1.1.164 から Notification Service が本実装されています。従前は server log に対してのみ通知を行う仕様でしたが、今回のリリースからは E-mail、JMS、SNMP、XMPP、HipChat、Slack、Payara Micro (CDI Event Bus) などで通知することも可能になりました。最近流行している Slack や HipChat にも対応しているのは珍しい例ではないでしょうか。

2. Payara Public API の整備

これまで Payara 独自の API を使用するには、Maven の依存関係設定で少々手間がかかりました。今回のリリースでは、Payara 独自 API (Payara Public API) の JAR ファイルが Maven Central に登録され、以前よりも設定が簡単になります。

3. Health Check Service の拡張

Health Check Service が管理コンソールと統合しました。また、Health Check エントリに履歴番号が付加されるよう改修もされています。

4. Payara Micro の拡張

Payara Micro はこれまでのリリースから大きく前進しています。コードベースは完全に書き直され、全体構造を把握しやすく、可読性も高まっています。

*Caution* もし Windows をお使いの場合は、プレリリース版の Payara Micro 4.1.1.171 は使わず、必ず正式版である Payara Micro 4.1.1.171.0.1 を使用してください。プリレレース版は少なくとも Windows 10 では動作しません (詳細は Issue#1396 参照のこと)。

5. コンポーネントのアップデート

  • Weld 2.4.1.Final
  • EclipseLink 2.6.4
  • Mojarra 2.2.14
  • Jackson 2.8.5
  • Jettison 1.3.8
  • Hazelcast 3.7.4
  • asm-commons 5.0.3
  • Grizzly 2.3.27 (*Downgraded*)

6. バグ修正

30 件を超えるバグ (GlassFish 由来の 6 件を含む) が修正済です。

7. セキュリティ・フィックス

セキュリティ・フィックスが実施されています。CVE-2013-2035, CVE-2016-0763, CVE-2016-3092, CVE-2016-3427 の各脆弱性に対する対応も行われています。

とりあえず、速報まで。

ぜひ、Payara 171 を使用してみてください!

p.s.

今回のリリースは、"Payara Server Long Term Support" が適用される最初のリリースです。Payara の商用サポートは進歩しています。もし、Payara を商用環境で運用するのであれば、Production Support に目を通すことをお勧めします (私の願いは、Payara のサポートを、日本でも簡単に受けられるような体制を整備することです。もし可能性があるのなら、現職を放棄してでも成し遂げたい目標でもあります)。