Eclipse MicroProfile 1.2

この記事は Java EE Advent Calendar 2017 の 13 日目です。

Eclipse MicroProfile 1.2 がリリースされています。このバージョンには、以下の API が含まれています。

  • JAX-RS 2.0.1
  • CDI 1.2
  • JSON-P 1.0
  • Eclipse Config API 1.1 Upgraded!
  • Eclipse MicroProfile Fault Tolerance 1.0 New!
  • Eclipse MicroProfile Health Check 1.0 New!
  • Eclipse MicroProfile Metrics 1.0 New!
  • Eclipse MicroProfile JWT Authentication 1.0 New!

Config API 1.1 については 8 日目に触れたとおりです。

Fault Tolerance は、サービス呼び出しのタイムアウト、リトライ、フォールバック、サーキット・ブレーカーなどに関する API セットです。

Health Check は、サービスの状態監視に関する API を提供します。サービスの死活監視を自動化するケースなどで使用します。

Metrics もサービスの状態監視に関する API ですが、こちらは従来であれば JMX によって提供されるようなメトリクスを REST API で提供できるようにする仕組みです。

JWT Authentication は名前だけでは少々わかりにくいですが、OpenID Connect ベースのトークン認証と RBAC 制御の実装に用いる API を提供します。JWT は JSON Web Token の略です。

今回追加された 4 つの仕様は、当初 MicroProfile 1.1 に導入するべく作業を進めていたものの結局間に合わなかったものです。MicroProfile 1.1 自体が遅延したため、ほとんど間を置かず MicroProfile 1.2 に含まれることになりました。

それぞれの機能の細かな使い方については、いずれご紹介する時が来るかもしれません。

MicroProfile のブログによると、今後は MicroProfile 1.3 でもう少し API を増やしたのち、MicroProfile 2.0 で Java EE 8 と足並みを揃える (JAX-RS、CDI、JSON-P のアップグレードと JSON-B の導入) 模様です。