Scene Builder 9 のご紹介

この記事は JavaFX Advent Calendar 2017 の 8 日目です。昨日のは Maven Archetype を作るのにだいぶ手間はかかっているのですが (Adam Bienjavaee7-essentials-archetype を探し出すところから)、記事にしてみたら手抜きにしか見えませんね。ごめんなさい。そして今日も、こちらのトラブルで PC 全滅して開発環境がほぼ使えないので手抜き記事です。重ね重ねごめんなさい。

さて、Gluon から Scene Builder 9 が出ています (本稿執筆時点での最新版は 9.0.1)。このバージョンは JDK 9 でビルドされており、HiDPI 対応も完璧です。私の Surface Pro 4 (2736 x 1824 pixels、拡大率 200%) でも文字やコントロールが潰れることはありません。JAR 版をダウンロードして HiDPI 対応済みの JDK 8 でパッケージングし直して使っていた頃を考えると隔世の感があります。作業画面は以下の通りです。

javafx-scene-builder-9.png

Scene Builder 8 の頃と基本的には変わっていません。新しいコントロールへの対応もないと見えます。そもそも、JDK 9 で JavaFX に新しいコントロールが追加された覚えもありませんが。

Scene Builder 9 では、起動時にダイアログが表示され、あらかじめ用意されたテンプレートから画面を作成したり、過去に使用したファイルを開くことができるようになっています。私の記憶が確かならば、Scene Builder 8.4.0 にはこのようなダイアログはなかったと思われます。

javafx-scene-builder-9-startup.png

テンプレートの種類は以下の 5 つです。

  • Empty : まっさらな画面
  • Desktop - Basic Application : メニューを持つ画面 (いくつかのメニューは作成済み)
  • Desktop - Complex Application : メニューと 3 分割ペインを持つ画面 (いくつかのメニューは作成済み、ペインの分割位置は可動式)
  • Mobile - Empty Screen : モバイル向けのまっさらな画面
  • Mibile - Basic Screen : モバイル向けの基本的な画面

Empty Screen と Basic Screen は Gluon Mobile 向けのもので、一般的な JavaFX アプリケーションでは使用しません (Gluon Mobile 専用のコントロールもあります)。Gluon Mobile については JavaFX Advent Calendar 2016 の「Gluon Mobile(無料)を試してみる」などをご参照ください。

以上で Scene Builder 9 のご紹介となります。

ところで Gluon Mobile は Android と iOS のどちらでも Java のコードベースでアプリを開発できるようですが、iOS は確か Objective C や Swift のコード (より正確にはこれらを LLVM でコンパイルしたコード) でないとダメだった気がするのですが...内部で何をやっているのか興味があります。