Java EE 8 ドキュメント翻訳に関する提案

この記事は Java EE Advent Calendar 2017 の 17 日目です。今回は、Java EE 8 の日本語ドキュメントを整備したい、それによってより多くの開発者に Java EE を使ってもらいたい、という個人的な思いからの、ちょっとした提案です。当初は 21 日目に提案を予定していましたが、早めの方がいいと思って 17 日目と入れ替えました。

現在、@megascus 氏を中心に個人レベルで Java EE 8 API の日本語訳が行われているようです。私も先ほど翻訳を拝見しまして、とてもありがたいことなのですが、この先を考えるといろいろ大変なことが待ち受けていると感じました。Java EE のドキュメントはとても 1 人では翻訳しきれない量で、必然的に多くの人達のコントリビューションによってはじめて形になるものです。また、Java EE API は多岐に渡ることから個々人の得意・不得意が発生しやすく、不得意分野の翻訳は想定以上の負荷がかかります。また、今回は GlassFish / Java EE 配下のリポジトリを眺めていて偶然 @megascus 氏が servlet-spec をフォークして翻訳しているのを発見しましたが (以前から話には聞いていましたが現物を見たことがありませんでした)、せっかくの成果物も誰の目にも触れないようでは役に立ちません。

さらに本家へのマージとなると Oracle Contributor Agreement (OCA) という障壁が立ちはだかるわけですが、少なくとも私は OCA を締結していますし、当面本家へのマージ提案はないので、OCA の件はしばらく保留にしておいて問題ないと考えています。

そこで提案なのですが、特定の誰かのリポジトリではなく、日本の Java コミュニティとしてリポジトリを用意して、そこに翻訳を集約するようにしたらいかがでしょうか。日本語翻訳のハブのようなものがあれば、翻訳する側もそれを利用する側もわかりやすいと思うのです。単に提案するだけでは私を含めて誰も動かないこともあり得るため、取り急ぎ私の方で javaee-japanese という GitHub Organization を作成しておきました。

Java EE 8 API リファレンス

Javaa EE 8 チュートリアル

ご協力いただける方は、これらのリポジトリをフォークして、ご自身が担当する部分を Issue Tracker で表明した上で、翻訳したものを Pull Request していただけると幸いです。あわせて、この GitHub organization の管理者 (PR のマージ権限を持つ人) も募集したいと思います。このような試みは何分初めてなもので不慣れな点も多いかと思います。お気づきの点がございましたら k.hasunuma@coppermine.jp までご連絡ください。

※各リポジトリとも Issue Tracker が有効になっています。ご自身の担当範囲の表明 (および変更)、翻訳していてわかりづらい点の質問、翻訳済み個所の改善提案などにご活用いただければと思います。

私が Payara Support のお仕事に就いてから約 1 ヶ月が経ち、ローカリゼーション (L10N) / インタナーナショナリゼーション (I18N) も意外と侮れないものだと実感しています。突然の提案で恐縮ですが、ご協力いただけると幸いです。よろしくお願いします。